ローヤルゼリーのクオリティ

ローヤルゼリーを購入するときは3つのポイントを参考にしてクオリティが高いものを選びましょう。

1.デセン酸の含有量

デセン酸はローヤルゼリーにのみ含まれている成分であり、免疫機能を助けたり、生活習慣病の予防に役立ったりと数々の健康効果をもつと考えられています。
そのため、クオリティの高いローヤルゼリーを手に入れたいときはデセン酸の含有量を確認することが大切です。

1-1.デセン酸の含有量の基準
デセン酸の含有量を確認する際に目安となるのが全国ローヤルゼリー公正取引協議会が定める基準です。
この基準では、デセン酸の含有率が生タイプで1.40%、乾燥タイプで3.85%、調整タイプで0.21%を超えるもののみがローヤルゼリーと認められます。
基準と比較して、より多くのデセン酸を含んだものを選ぶと、クオリティの高いローヤルゼリーを手に入れられるでしょう。

1-2.デセン酸の含有量が多いローヤルゼリー
現在、ローヤルゼリーとして販売されているものの多くはデセン酸の含有率が3.0%前後です。
しかし、商品によっては含有量が6.0%を超えるものも存在しています。

2.ローヤルゼリーの種類

ローヤルゼリーは製造方法によって生タイプ、乾燥タイプ、調整タイプの3種類に分けられ、クオリティも異なります。

2-1.生ローヤルゼリー
ミツバチの巣にある王台と呼ばれる場所から採取したローヤルゼリーをそのまま、販売しているのが生ローヤルゼリーです。
加熱処理をしたり、添加物を加えたりしていないため、ローヤルゼリーのもつ栄養素が維持されており、他と比べてクオリティが高いといえます。

2-2.乾燥ローヤルゼリー
乾燥ローヤルゼリーは生タイプから水分を蒸発させたものです。
一般的に、加工されていない生タイプと比べて栄養価が低いですが、昇華乾燥法で作られたものなどは生タイプと比べてもほとんど栄養価が変わりません。

2-3.調整ローヤルゼリー
調整ローヤルゼリーは生タイプや乾燥タイプに他の原材料を混ぜて作られたものです。
価格は安く、飲みやすいですが、ローヤルゼリー特有の成分の含有量は少なく、他と比べるとクオリティは低いといえます。

3.鮮度

ローヤルゼリーに含まれるデセン酸などの成分は品質の劣化が早いです。
そのため、採取後のタイミングもローヤルゼリーのクオリティを左右します。
多くの会社では、一般的に72時間サイクルでローヤルゼリーが採取されていますが、高クオリティのローヤルゼリーは48時間サイクルで採取されています。
採取のサイクルが短いローヤルゼリーを選べば鮮度の高い高クオリティのローヤルゼリーを手に入れられるでしょう。

4.まとめ

高クオリティのローヤルゼリーを選びたい人はデセン酸の含有量、種類、鮮度の3点を確認しましょう。
これらのポイントを押さえてローヤルゼリーを選ぶと高い効果を期待できます。