ローヤルゼリーで女性ホルモンを整える

豊富な栄養素が含まれたローヤルゼリーは女性ホルモンの分泌を整える作用をもっています。
そのため、ローヤルゼリーを摂取すれば、月経痛の改善や更年期障害の緩和などに効果を期待できます。
ローヤルゼリーと女性ホルモンの関係は一体どのようなものなのでしょうか。

1.ローヤルゼリーと女性ホルモンの関係

ローヤルゼリーが女性ホルモンの分泌を整えるのは「デセン酸」と「アセチルコリン」を含んでいるためです。

1-1.デセン酸と女性ホルモン
「デセン酸」はローヤルゼリーの特有成分です。
現在のところ、その働きは詳しく解明されていませんが、体内に摂取されると女性ホルモンの一種であるエストロゲンと同じような働きをすると考えられています。
エストロゲンは女性らしい体を作ったり、月経周期を整えたりするためのホルモンです。
加齢やストレスの影響でエストロゲンが減少すると、月経に関するトラブルや肌荒れ、イライラ、骨粗鬆症などが引き起こされます。
このようなトラブルが起こったときに役立つのがローヤルゼリーに含まれるデセン酸です。
デセン酸を摂取すると不足したエストロゲンの働きを補えるため、月経痛や月経不順、肌荒れなどのトラブルを緩和できます。

1-2.アセチルコリンと女性ホルモン
ローヤルゼリーには神経伝達物質の一つ「アセチルコリン」も含まれています。
この成分は自律神経を整える作用をもっており、この働きが女性ホルモンの分泌を正常化させるために役立ちます。
自律神経が整うと、女性ホルモンの分泌が正常化されるのは、自律神経と女性ホルモンがどちらも脳の視床下部と呼ばれる場所でコントロールされているためです。
自律神経が乱れると、その近くで分泌される女性ホルモンのバランスも崩れてしまいますが、ローヤルゼリーで自律神経を整えると、女性ホルモンの分泌も正常化されます。
また、アセチルコリンの自律神経を整える作用は更年期障害の緩和にも役立ちます。
更年期障害は加齢による女性ホルモンの不足に伴って起こる自律神経の乱れが主な原因です。
そのため、ローヤルゼリーを摂取して自律神経を整えれば、更年期障害の症状は緩和すると考えられます。

2.女性ホルモンを整えるためにローヤルゼリーを使うメリット

女性ホルモンの分泌を正常化したい場合、ホルモン剤の服用も効果的です。
しかし、ホルモン剤にはのぼせやむくみ、吐き気などの副作用があります。
一方、ローヤルゼリーには目立った副作用は認められていません。
アレルギー症状には注意が必要ですが、ホルモン剤のような副作用はないため、アレルギーをもたない人は安心して使用できます。

3.まとめ

ローヤルゼリーに含まれるデセン酸やアセチルコリンには女性ホルモンの分泌を整える効果を期待できます。
月経トラブルがある人や肌荒れが気になる人はローヤルゼリーの摂取を始めてみてはいかがでしょうか。