ローヤルゼリーに含まれる類パチロンには肌のターンオーバーや歯の再石灰化を促進する作用があり、肌荒れや老化、虫歯の予防に効果を期待できます。
類パチロンの効果・効能について詳しく見ていきます。
類パチロンは成長ホルモンの一種「パチロン」と似た働きをするローヤルゼリーの特有成分です。
1-1.パチロンって何?
パチロンは耳下腺や唾液腺から分泌される成長ホルモンであり、筋肉や内臓、歯などの成長を促進して老化を防ぐ作用をもっています。
したがって、体を若々しく保ちたい人にはパチロンが欠かせません。
1-2. パチロンの減少
パチロンの分泌量は20歳ごろを境に減少します。
よだれがたくさん出る赤ちゃんや子供はパチロンの分泌量も多いですが、20~30代ごろになると次第にパチロンが不足して、老化が加速するのです。
パチロンは噛む回数を増やしたり、歯磨きで口内を刺激したりすると分泌量が増加します。
しかし、それだけでは老化を防ぐために十分なパチロンを補えないので、アンチエイジングを目指す人はパチロンに似た成分を摂取する必要があるのです。
ローヤルゼリーだけに含まれている類パチロンは体内でパチロンと同じような働きをします。
これによって、次のような効果・効能を期待できます。
2-1.美肌を保つ
類パチロンには肌のターンオーバー(新陳代謝)をサポートします。
ターンオーバーとは肌の内部で作られた新しい細胞が徐々に肌の表面に押し上げられ、垢として排出される働きです。
ターンオーバーが正常に行われている肌は古い細胞が肌にとどまらないので、ニキビや吹き出物ができにくく、肌の透明感も維持されています。
しかし、紫外線や生活習慣の乱れが原因でターンオーバーのリズムが遅くなると、古い細胞がとどまり、肌の老化が進みます。
また、垢と一緒に排出されなければならないメラニン色素も肌に残るので、シミやそばかすも目立ってくるでしょう。
このような場合にターンオーバーを促進する類パチロンを摂取すれば、老化を防げて美肌効果を期待できます。
2-2.虫歯の予防
類パチロンには歯の再石灰化を促すため、虫歯の予防に効果的です。
口内の細菌は歯に付着した歯垢を分解して酸を出して歯を溶かし、虫歯を引き起こします。
しかし、類パチロンの働きで歯の再石灰化を促進できれば、細菌によって溶かされた歯は修復されるため、虫歯を予防できるのです。
成長ホルモンの一種「パチロン」は体の老化を防ぎ、美肌や歯の健康を保つために大切です。
パチロンの分泌量が減少し始めたら、ローヤルゼリーに含まれる類パチロンを摂取し、健康と若々しさを保ちましょう。