ビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素を豊富に含み、生活習慣の予防や自律神経の調節に効果を期待できるローヤルゼリーには気をつけたいデメリットもあります。
今回はローヤルゼリーを摂取する前に知っておきたいデメリットについてご紹介します。
ローヤルゼリーのデメリットとして挙げられるのは主に3つです。
1-1.アレルギーが現れやすい
ローヤルゼリーはミツバチがさまざまな花から集めた蜜や花粉をもとに作ったものです。
そのため、ローヤルゼリーには多くの植物の成分が含まれており、アレルギー症状が出やすいと考えられています。
特に喘息の人などはアレルギー症状が重篤化する可能性もあるので、摂取前には必ず医師に相談しましょう。
1-2.胃の調子が悪くなることがある
空腹時にローヤルゼリーのサプリメントやドリンクを飲むと胃の調子が悪くなることがあります。
ローヤルゼリーに含まれているのはビタミンなどの栄養素であるため、アレルギー以外で体に大きな害を与えることはありませんが、胃が弱い人は注意しましょう。
サプリメントなどを利用するときは空腹時を避け、決められた量を摂取することをおすすめします。
1-3.経済的に負担となる
栄養素がたくさん含まれたローヤルゼリーは安価なものではありません。
毎日ローヤルゼリーを摂取すると経済的に負担となることもあるので、健康に役立てたい場合は無理のない範囲で続けられるサプリメントを選ぶ必要があります。
ローヤルゼリーは生タイプ、乾燥タイプ、調整タイプの3種類に分けられますが、種類によって異なるデメリットもあります。
2-1.生タイプのデメリット
ほとんど加工されていない生タイプのローヤルゼリーは独特の酸味や刺激的な臭いが強いことがデメリットです。
また、劣化しやすいので、保存できる期間が短く、持ち運びもできません。
2-2.乾燥タイプのデメリット
生ローヤルゼリーを乾燥させて水分を取り除いた乾燥タイプのローヤルゼリーは加工段階で栄養素が失われていることがあります。
2-3.調整タイプのデメリット
調整タイプのローヤルゼリーは生タイプや乾燥タイプを飲みやすく加工したものです。
加工段階で添加物が加えられたり、栄養素が失われていたりする可能性も高いので、ローヤルゼリーによる効果や効能はあまり期待できません。
ローヤルゼリーは健康に役立つ反面、アレルギー症状や胃の不快感につながったり、経済的に負担となったりすることがデメリットです。
心配なことがある人は摂取前に医師などに相談し、体に負担をかけないように注意しながらローヤルゼリーを取り入れましょう。