ローヤルゼリーを選ぶときは添加物に注意

サプリメントやドリンクでローヤルゼリーを摂取する場合、種類によっては添加物が含まれていることがあります。
添加物にはアレルギーなどの危険性があるため、ローヤルゼリーを選ぶときは原材料に注意しましょう。
ローヤルゼリーとサプリメントの関係について紹介します。

1.ローヤルゼリーの種類と添加物

ローヤルゼリーは「生タイプ」、「乾燥タイプ」、「調整タイプ」の三種類に分けられますが、添加物が含まれるかどうかは種類によって異なります。

1-1.生タイプ
生タイプはミツバチが作り出したローヤルゼリーをそのままの状態で採取したものです。
加工がされていないため、どのような添加物も含まれていませんが、特有の酸味があったり、臭いが気になったりすることも少なくありません。

1-2.乾燥タイプ
乾燥タイプのローヤルゼリーは生タイプのローヤルゼリーを乾燥させて作られたものです。
ローヤルゼリーを乾燥させる段階では添加物は使われていませんが、乾燥後に添加物が使われることもあるので、購入する際は原材料表示を確認する必要があります。

1-3.調整タイプ
調整タイプは生タイプや乾燥タイプのローヤルゼリーにはちみつや他の添加物を加えて作ったものです。
ローヤルゼリーの含有量は商品によって異なりますが、最低でも全量の6分の1の生ローヤルゼリーを含んでいる必要があると定められています。

2.ローヤルゼリーに使われる添加物

乾燥タイプや調整タイプのローヤルゼリーにはさまざまな添加物が加えられています。
使用される添加物の種類は商品によって異なりますが、代表的なものは次の通りです。

2-1.はちみつ
ローヤルゼリーは特有の酸味をもちます。
この味が苦手だと感じる人も多いので、調整タイプのローヤルゼリーにははちみつが使われることが多いです。
しかし、はちみつはアレルギーを起こしやすいと考えられています。
はちみつにアレルギーをもつ場合はローヤルゼリーを食べると吐き気やめまいなどの症状が起る可能性があります。

2-2.防腐剤や酸化防止剤
生タイプのローヤルゼリーは品質の劣化が早いですが、調整タイプには防腐剤や酸化防止剤が使われているため、品質を維持できる期間が長いです。
しかしながら、防腐剤や酸化防止剤は発がん性を指摘されているものもあるので、気になる場合はこれらを含むものは避けた方が良いでしょう。

2-3.美容や健康に良い添加物
ローヤルゼリーに含まれる添加物はすべてが体に悪影響を及ぼすわけではありません。
調整タイプに添加されることがあるコラーゲンやビタミンなどは美肌や健康維持に役立ちます。

3.まとめ

三種類のローヤルゼリーのうち、乾燥タイプや調整タイプのローヤルゼリーには添加物が含まれています。
添加物が気になる場合は原材料表示を確認し、アレルギーの心配がないものを選んだり、生タイプのローヤルゼリーを使ったりして健康を守りましょう。